求人広告のひみつ

求人コピーライターが教える、正しい求人広告の読み方

求人広告でよく見る用語解説「歩合給」

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求人広告コピーライターを約14年間やってきた僕が、求職者の方たちに天職を見つけるための転職活動に必要な情報を発信していくコーナー。今回は、「歩合給」についてです。

 

「歩合給」とは

歩合給とは、個人業績に応じて金額が変動して支払われるものです。

営業職に採用されている場合が多く、契約件数、個人売上によって、あらかじめ定められたルールに基づいて、加算されていく給与になります。

 ほとんどの求人広告の場合、「固定給+歩合給」という給与形態となっており、これは、「固定で決められている給与+頑張った分が加算されていく」という給与形態のことです。

 

インセンティブ」との違い

ほとんど同じ使われ方をしています。

厳密にいえば、歩合給は「1件成約ごとに●万円」という形式で加算されていく、頑張れば頑張った分だけ稼げる給与形態で、インセンティブは「目標額に達成したら●万円」というミニボーナス的な計算をされることが多いです。

しかし、インセンティブのルールが歩合給のようなルールになっていることも多く、これは企業によって異なるため、一概にどうとは言えません。

 

「報奨金」との違い

これも、ほぼ同じ使われ方をします。

 

「業績給」との違い

これも、ほぼ同じ使われ方をします。

 

出来高給」との違い

これも、ほぼ同じ使われ方をします。

 

ウラ話的な注意点

歩合給、インセンティブ、報奨金、業績給、出来高給…といった表記が求人広告上に出てきたときに、必ず知っておきたい情報は「支払われるルールと金額」です。

しかし、それは社外秘の情報であることが多いため、求人広告に記載されていることはほとんどありません。そのため、面接時に歩合給のルールについて聞くのをゼッタイに忘れないでください。

場合によっては、頑張った分どんどん稼げる風な給与体制の書きかたをしていても、ルールを聞いたら「全然稼げないやんけ!」みたいなこともあります。お気をつけください。

 

今回は以上になります。
この記事が、あなたの転職活動のお役に立てれば嬉しいです!

 

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