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【イベントレポート】『doda転職フェア』(2020.02.13~02.15)

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2月13日~15日、東京ドームシティ プリズムホールで開催されていた『doda転職フェア』に招待されましたので、ちょっと行ってきました。転職サイトが運営するイベントがどんなものなのか、まだ行ったことがない人に向けて、いろいろお伝えしたいと思います。

会場の様子

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会場内は写真撮影がNGだったため、もらったイベントパンフレットに書かれている会場MAPでご説明します。イベント会場の様子はこんな感じです。

 

どんなイベントなのか

転職フェアに参加している企業の採用担当者が各ブースにいて、応募する必要なく、その会社のこと、仕事のことを聞くことができるイベントです。それぞれのブースは、コミケの1サークル分みたいな感じになっています。説明用のパワーポイントを使うPCとパンフレットが用意されている感じですね。

dodaらしいところは、予約制で転職アドバイザーによる簡易面談ができる点です。これは入口近くで配布されている発行機で整理券をもらい、上のMAPに書かれている転職アドバイザーコーナーで相談に乗ってもらえます。

 

入場について

転職サイトdodaに登録しなければなりません。直前の仕事についていろいろ書くエントリーシートを記入して、doda転職フェアのサイトで、どのフェアに参加するかを入力。このへんはちよっと面倒くさいです。イベント当日は、マイページに表示されるQRコードが入場パスとなっています。

doda.jp

ちなみに、上記サイトにははっきり書かれていませんが、途中退場も可能です。

 

doda転職フェアのメリット

「採用担当者に直接会って、いろいろな話が聞ける」という点が、転職フェアに行く最大のメリットです。雰囲気は、面接というよりカジュアル面談。なので、積極的に聞きに行かないと損だと思います。

長年、求人広告を作ってきた僕がこんなことを言うのは何ですが、求人広告って、映画に例えると、所詮は「予告編」に過ぎないんですよ。会社のこと、仕事のことを知るには、その会社の人に直接話を聞くのがもっとも効果的です。

こちら(↓)でも書きましたが、

www.9zin.work

求職者の天職さがしでもっとも大きな障害になるのは「知らないこと」。いろんな仕事、いろんな会社があることを知っているのと、知らないのとでは、選択肢の数がまったく違ってきます。

だからこそ、「知る」ために話を聞きに行くことは、とても意義があると思います。そんな情報収集と面談経験値を上げるために、転職フェアは効率のいい場所といえるでしょう。

 

doda転職フェアの良くないところ

それは、イベントスタッフも転職アドバイザーも、転職フェアに参加している企業になるべく多く話を聞きに行くことを強めに勧めてくる点です。

これには理由があります。

dodaの限らず、この手の天職フェアのウラ事情を暴露してしまうと、イベント参加している企業は安くはないイベント参加費を支払ってもらっているわけで。支払った分のだけの満足度をクライアントに感じていただかないと、二度と参加してもらえなくなってしまうんですね。

で、この安くはない転職フェアに参加している企業って、求人広告だけでは採用計画を満たす応募数を確保できない企業が多いんです。もちろん、一部は“顔ぶれ企業”というイベントの見映えをよくするための有名企業が入っているのですが、こういうところは大抵無料枠とかで、未経験者募集はしていません。結果、「自然応募だけだと数が足りないから、直接、求職者と会える場に出向こう」という企業さんばかりが目立つ結果になります。

そのため、「とにかくお話だけでも…」という圧が強いです。

とはいえ、話を聞いたからと言って強制的に選考に入れられるわけではありませんし、上記で書いたようなメリットもこのイベントにはあるわけです。

圧は気持ちのいいものではありませんが、そのへんはそういうものだと割りきって臨むべし、といったところでしょうか。

 

まとめ

・転職フェアに、人気企業と人気職種の未経験者募集はほぼない
・「知る」ための情報収集には有効
・面談の経験値も上がる
・その中に、興味が湧く仕事・会社と出会えればめっけもん
・ただし、「お話だけでも」という圧が強い

 

今回は以上になります。
この記事があなたの転職活動の一助になればうれしいです!

 

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